がぜあすふぉーむ(ませ先生のブログ)

ネット麻雀のリアルタイム配信を行っています

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

セット麻雀・SS仕立て

金蔵氏 あぐら氏 RYO氏 ませ
+68 -51  + 2  -19
-14 +42  -35  + 7
+61 +12  -23  -50
-19 + 5  -35  +49
+14 -10  -58  +54
+74 + 3  -44  -32
-19 + 1  -30  +48
+47 -19  + 4  -32
-33 -46  - 4  +83
=================
金蔵氏  +178 チップ+14枚 4-1-4-0
あぐら氏 - 63    + 2枚 1-4-2-2
RYO氏 -223    ー15枚 0-3-1-5
ませ   +108    - 1枚 4-1-2-2



 雨の降る土曜日、早めに町に着いた私は食事を取りこれから始まる麻雀について考えていた。
 あぐら氏はいつも通りの力強い麻雀を見せつけてくれるだろう。
 金蔵氏はネット麻雀においてもリアルにおいても強者
だと聞いている。
 RYO氏の実力は判らないが、金蔵氏の肩書を聞いてなお参加表明してくるという人物。弱い人という事はない。
 mixiにおける「柏で麻雀」コミュニティー管理人としての、初めての公式戦。不様な麻雀は出来ない。

 今日の麻雀、管理調整させて頂きます。

 そう心に誓い、サングラスを着け、店を出た。



 待ち合わせ前にあぐら氏と合流し、買い物をする。
 今日の対局場所は雀荘『葵』。外観はトタンで覆われており、傍目から見ればただのアパートの一室にしか見えない。
 事実、前回昼間にフリーで行った時は照明も付けず日の光だけで打った。
 葵でセットをする場合、飲食物は持ち込み可能なので『オレンジジュース』を買って持ち込む。
 私にとって『オレンジジュース』と『サングラス』は本気の証。自分にいつもどおりの麻雀を打たせる為のフォーム。
 買い物を済ませ待ち合わせ場所に着くと、ほどなくして全員が揃った。
 金蔵氏は見た目穏やかであるが、表情に心情が出ないタイプだと見受けられた。
 RYO氏は若く、バイタルに溢れた様相。
 自己紹介もほどほどに雀荘へと向かう。面子が集まればすぐに対局、それが麻雀打ちだ。



 レートとルールを確認し、対局を開始する。
 私から見て下家が金蔵氏、対面があぐらさん、上家がRYO氏。
 金蔵氏RYO氏ともに動向を見やすい最高の席といえるだろう。

 金蔵氏は最初からフルスロットルだった。
 他者の余り牌を的確に狙い打っているかの如く「通ってしかるべき牌」でロンを言う。
 私を含め全員が不穏な空気を感じ取る。
 第一半荘、58000点トップをさも普通かのように振る舞う金蔵氏、まったく危なげない闘牌であった。

 第二半荘、あぐら氏が辛くもトップを取る。
 金蔵氏は3着であるが、ほとんどロンをされない固い麻雀を打っている。
 この半荘で皆が気付く。場が非常に重い事に。
 役牌のほとんどが場に打ち出されないのだ。
 早く、打点が見込めるといった「整った配牌」でないと攻めに出てこない場。
 こういう場は私が好む所であった。だが……

 第三半荘、私はなすすべなく飛んだ。
 気負っていた所があり、鳴き間違いやチョンチョンのミスという初歩的にも程がある失敗を繰り返した。
 そして、あぐら氏のちょうどー100点となるアガリでトビ。
 トップは金蔵氏、早くもポイントは100アップ。
 あぐら氏の「勝ちすぎです」と言った言葉が場に不穏に漂う。

 第四半荘、第五半荘、気を取り直した私が連続トップを取る。
 南三局親番三着目、200点でトビ寸前のRYO氏を見てダマで待ち続ける。RYO氏から出たアガリ牌は当然見逃し。
 テンパイの状態でツモ牌が無くなる。仕方ない、ノーテン宣言でオーラスに望みを託すか……
 そう思っていた所、テンパイを取りに来たあぐら氏から望外のロン牌がこぼれ落ちてきた。
 その後三局連続でアガり、トップを取る。
 
 闘牌中、RYO氏が「ヤオチュウやオタ風が全然通らない場ですね」と言った。
 それに応じて私は「むしろやりやすい」と答える。
 応じて、金蔵氏が「ませさん、マニアですね?」と笑みを浮かべながら言う。
 そう、こういう麻雀が私の求める麻雀。
 場の状況を皆が理解し、また会話も楽しめるような場。
 
 第六半荘、金蔵氏が動く。
 緩急自在の手の作りで、甘い牌を打つと即座に食われアガられる。
 逆にオリに回ると素早い先打を見せ安牌を抱える。
 金蔵氏、63000点トップ。
 
 第七半荘、私がトップを取る。
 良配牌から牌効率のセオリーに乗っ取った麻雀で打点を取り、堅守。
 オーラス、点数状況が混みあう。親はあぐら氏。

ませ   39400
金蔵氏  21800
RYO氏 20500
あぐら氏 18300

 金蔵氏がリーチをかけ、アガリ二着を目指す。
 私はあぐら氏以外にはマンガンを差し込んでもトップであるので、あぐら氏の現物を追いながら打つ。
 終盤、あぐら氏が執念の5本オールツモ。

ませ   38900
あぐら氏 20800
金蔵氏  20300
RYO氏 20000

 ここであぐら氏は二着止めを選択。
 確かに4000オールですら届かない点差、そして1000-2000をツモられてもラス落ち。
 苦渋の選択であっただろう。

 第八半荘、金蔵氏のトップ。
 言う事はない、ひたすらに攻守のバランスが取れた攻め。
 ここまでノーラス、それほど金蔵氏の麻雀は揺るがない。

 第九半荘、私のトップ。
 ひたすらにダマで仕上げる。
 フォームが爆発するとこうもうまくいくものか、守備と手作りの両方がかみ合った典型例であった。
 73000点トップ。



 ここで金蔵氏の帰宅時間となり解散となる。
 小雨となった夜の町を歩きながら、今日の麻雀の感想を語り合う。

「フリーなら勝てるのに、何故セットだと勝てないのだろう」

 あぐら氏が呟く。しかしそれは笑顔を伴っての物。
 打ちごたえのある面子が呼び掛ければ集まる、それを幸せに思っていての笑顔だったのだろうか。
 コミュニティー管理人として副管理人には負けられませんよと売り言葉を売り、あぐら氏も次は負けませんからと買い言葉を放つ。

「負けたけれど楽しかった」

 ノートップであれど、けして弱い打ち手ではなかったRYO氏。
 回し打ちよりも、連続でアガリ流れを持ってくる打ち手であると私は認識した。
 今回は非常に重い場で、かつ打点も高かった事が敗因であろうか。
 次回、早い場になった時の豹変ぶりが楽しみである。

「ゲストとして呼ばれて、負けたら仕方ないですから」

 さらりと発言した金蔵氏。
 その重圧の中、しっかりと面子全員の記憶に残る麻雀を打ち、勝って帰る。文句無しに強者の言葉であろう。
 わざわざ片道二時間もかけて会場まで来てもらい、非常に勉強になる対局をさせて頂いた。改めて感謝の念を表したい。

 そして、この場を立ててくれたあぐら氏にも感謝の念を。




#以下飲み会

「かんぱーい! おつかれっしたー!」

 麻雀を打ち続けて腹も減ったという事で、柏駅から徒歩三分程の場所にあるお好み焼屋『ぼちぼち』にて飲み会が行われた。
 あぐら氏とRYO氏は生ビール、私は野菜ジュース。
 徹底的に下戸な私は飲み会ではいつもソフトドリンク縛りである。

「いや、楽しかったですよ」
「そりゃねぇ。麻雀打ちたい人が集まるコミュニティーですから、面子もなかなかのもんですよね」
「人も増えましたからね……管理人として責任がキツイですよ」

 しきりに楽しかったと言うRYO氏に、コミュニティーの成長を喜ぶあぐら氏。
 両者とも成績では負けているが、最大限今日を楽しめていたようで何より。
 私は何もしていなかったのですが、やはり皆麻雀コミュ二ティーの人間。麻雀打てれば幸せってやつでしょう。

「ってか、私が管理人ってなんとかなりませんか? いや、いきなりいなくなるって事はないですけど」
「何いってんすかー、ませさんでいいんですよ」
「いやいや、あぐらさんのほうが」
「それじゃイベント立てましょう! 勝った人が管理人て事で!」
「負けた人じゃないんですか?」
「管理人は名誉! そして麻雀がうまい人じゃないと!」
「確かにそうですね……」

 そんな名誉職に、なんの因果か成ってしまった私。
 酒を飲み、お好み焼をつまみ、今日の麻雀がどうだったと話すあぐら氏とRYO氏を見ながら考えた。
 
 負けられない……!

 次のセットも、管理調整させて頂きます。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://gaseousmahjong.blog82.fc2.com/tb.php/201-55363b35

 | HOME | 

FC2カウンター

プロフィール

ませ先生

Author:ませ先生
↑カウンタ+22000

ネット麻雀のリアルタイム配信をしています
リンクの「ませ先生のライブ配信会場」よりどうぞ

最近のコメント

リンク

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。